王妃の館

王妃の館

 

 

監督 橋本一

キャスト

水谷豊…北白川右京

田中麗奈…朝霞玲子

吹石一恵…桜井香

 

 

あらすじ

パリツアー。

倒産に追い込まれてる旅行会社が

1つの部屋を朝と晩に分けて2組の客に

ダブルブッキングをして使わせようと

ドタバタしながら鉢合わせにならないように

頑張ってるコメディ。

 

 

原作があったのね。

もしかして映画にしたら失敗しちゃったパターンですか?

だって私、最後の20分位に寝ちゃったよ。

もう正直どうでもよくなってさ。

 

水谷豊はまた「右京さん」の役でしたか。

原作がどうだか…ですが、あの奇抜なファッションは如何なものか。

センスがおかしいってもんじゃない。

髪型も愉快でした。

 

ずっとセットだと思っていたあのパリの風景や観光名所も

(さすがに美術館は違うと思う)

しっかりロケに行って撮影してたんだってね。

 

北白川作家の小説の世界もリンクして映像にしてました。

ベルサイユの頃の時代設定で、子供ルイもいてて

なのに人は全員日本人が演じてる。

作家さんの頭の中での映像なんで、解釈の問題でしょうが

チープ感がありすぎて、

映画なのか、舞台劇を見てるのかで安っちく感じました。

だから現地までロケに行ったというのに

なんだろう?っていう感想。

お金かけたくせにもったいない気がするわ。

 

ちびっこルイの話も実は多少興味はあったんですが、

作家小説の中身を並行して話を運ばないで

ドタバタコメディだけで展開させれば

もっと締まった映画になったと思います。

といっても最後を見てないので

どういうラストだったのかが知りませんが。

 

遠目で見ると

中村倫也の女装はかわいらしい感じでした。

 

 

 

王妃の館

ムーンフォール

ムーンフォール(字幕/吹替)

 

 

監督 ローランド・エメリッヒ

キャスト

ハル・ベリー…ジョー

パトリック・ウィルソン…ブライアン

ジョン・ブラッドリー…KC

 

 

あらすじ

2011年、ジョーやブライアンたち宇宙飛行士が

衛星の修理中、黒い物体に襲われ仲間が一人死亡。

謎の物体ではなく、人為的なミスと上に判断され

ブライアンは解雇される。

その10年後、月が軌道を変え地球に接近するという事態が発生。

このままだと地球に危機が起こり、人類が壊滅するかも。

現在NASAの副長官になっているジョーは

ブライアンに連絡を取る。

果たしてこの危機を乗り切れるのか。

 

 

 

って文章で書くと、まさにアルマゲドンみたいな映画の話。

評判はよろしくないようですが、

のんびりと見る分には楽しめますよ。

言い換えればハラハラはしない映画。SFなのに(笑)

 

私もあまり興味はそこまで湧かなかったんだけど

出演者で見てしまいました。

ハルベリー好きだし。

ペーニャさんも好きですが、やはり彼はまた脇役。

 

後半の、月の中に巨大建造物が実はあるんだという

KCの説を映像で見ていて

ここいらへんから「んなバカな」がずっと頭でグルグルと。

CGはさすがにぶっ飛びます。

ぶっ飛ぶのですが、見どころはCGだけなのです。

人類のずっと前の祖先がAIを作り、ロケットみたいなのも作り、

っていうイミフなストーリーを変えてくれればまだマシでした。

が、地球が恐竜さえ誕生していない前の時代に

月ではすでにAIが存在してあるなんて馬鹿げた話としか…。

 

いやだから、そんなところをつっこんで見なくても

CGのすごさだけを「ほぉっ!」とか「へ~~!!」

とかのレベルで見てれば充分楽しいです。

ところどころでKCが笑わせてもくれますので。

 

だもんで、監督お得意な

「インデペンデンス~」や「デイアフター~」っていう

ディザスター映画っす!的なノリで見ればいいのかも。

まあ記憶としては薄味になってしまうかもしれませんが。

 

 

 

 

 

 

ムーンフォール(字幕/吹替)

ダウンサイズ

ダウンサイズ (字幕版)

 

 

監督 アレクサンダー・ペイン

キャスト

マット・デイモン…ポール

クリストフ・ヴァルツ…ドゥシャン

ホン・チャウ…ノク・ラン

 

 

あらすじ

人類が多くなっちゃったってことで

科学者が人間を小さくしたら

いろんなことが助かるかもしれないと

長年研究を重ねて、縮小化を成功させた。

もちろん強制ではなく、最初はノルウェーの36人の

候補者を選出し、縮小。

コロニーをつくり、そこで暮らしていた。

世界でもそれが話題となり、ポール夫妻は話し合いの末

小さくなることを決意する。

 

 

発想が面白いわ。

小さい人間が増えれば、食糧問題もどうにかなるし

住むとこや環境問題もむやみに森林伐採などせずに

良くなるのかも?

と安易な考えでお気楽に見てました。

 

小さくなる前の処置室では

義歯とかあるとダウンサイズした時に

義歯は小さくならないので全部抜いてた。

毛も全部剃ってた。頭丸刈り

なんで?毛は関係あるの?

体に金属や機械が入ってる人は無理だよね。

 

一番ワクワクしながら観れたのは

ポールが処置室に入ってから。

元サイズの看護師さん達ももちろん

縮小サイズの看護師さん達も

手慣れているせいか全て手際がイイ(笑)

 

小さい人たちの世界では鳥や虫がいないんで

害が少ないんだろうな。

小さいと言ってもミクロではなく、13cmの人間。

まさに新世界だわー。

自分だったらどっちの世界がいいか、なんて想像しちゃった。

 

と、その新世界でポールがどう生きてくのかと思ってたら

話が意外な方向に動き出しちゃったんで

ワクワク感がどんどん減ってきちゃいました。

監督の本来伝えたかったことって

人間縮小でなくって、環境問題なわけ?と。

 

メタンガスや大洪水、人類滅亡、

地下ドームなど

それなりに人間は危機感持ってなきゃいけないよ的な

メッセージはわかるのですが

ちっさい人間が多少の上り坂通路をのぼったところで

洪水なんて免れるわけないだろう。

体が小さいので、11時間歩いたところで

たかが知れてるよな、助かるんかい?と冷めちゃいました。

 

ベトナム人役のホンチャウさんを見てたら

高見恭子さんを思い浮かべました。

似てたし。

 

なんか、ちょっと違ったな。

題材的にはグッドだったのに。

 

 

 

 

 

 

 

ダウンサイズ (字幕版)

約束

約束(字幕版)

 

 

監督 アン・パンソク

キャスト

チャ・スンウォン…ソノ

チョ・イジン…ヨナ

 

 

あらすじ

北朝鮮で恋仲だったソノとヨナ。

しかしソノの家族は韓国へ亡命することに。

ソノは急いで結婚を申し込むが、

両親を説得するので後に迎えの者をよこして、と言い

ヨナを残し韓国へ。

約束を果たすため、ソノは必死に働く。

が、ヨナが結婚をしたと姉づてで聞き落ち込むソノ。

やがてソノも結婚したのだが、脱北したヨナが韓国にやってきた。

 

 

チョルスの人だー。

でもチョルスを演じるだいぶ前の作品なんだ、これ。

しかも眉毛が超極太!太さ3cmはあるんじゃなかろか。

 

韓国ではあるあるな話でした。

手紙はなぜか届かず。

相手が結婚してしまったという風のうわさ。

しゃーないから自分も忘れて変わろうか…

と忘れかけたころに相手が現れる。

純愛のような?ストーリー。

 

ソノ視点でいえば、気持ちはわかるよ。

グラグラ気持ちが揺れ動くよね。

何年も相手のことを思い、動いて頑張って。

わかるんだけど…えーい!やっぱりお前が悪い!

 

助けてくれた店屋のお姉さんと結婚するときに

なぜその経緯を話さなかったのか。

好きなオナゴのために必死に頑張ってるんだと。

それをお姉さんが知ったうえで

結婚すりゃあいいものの。

 

ヨナが韓国に来て、遊園地とかで遊ぶ前に

なぜ今までの経緯を話さないのか。

ヨナにしても悲報だとは思うが、

本人の口からでなく、

テレビをとおしてソノが既婚者だって知るのって

残酷すぎやしないか。

 

どちらの女性にも誠意がないぞ。

 

時が経てばいろんなことが変わる。

ヨナを思う好きな気持ちは変わらないんだろう。

でも妻の元からも去ることはないんだろう。

つかの間の駆け落ちみたいなのをして

次の日もヨナがいたらホントに離婚していたかな?

それともヨナの存在を隠して愛人として付き合っていたかな?

 

結婚はタイミングなんだね、とつくづく思ったわ。

特別にこれが脱北者の恋愛っていうのに限らずね。

 

この映画のストーリーでは誰も責めることは出来ないし

誰が悪いわけでもない。

ただただタイミングの問題だったと思う。

けれどヨナの悲しみを最小限にしてあげたかったよ、ソノ。

いっぱい泣いて、いっぱい傷ついて可哀想だった。

 

 

 

 

 

 

 

約束(字幕版)

コロナ後遺症の味覚と嗅覚障害はこうして治す!

陽性になって4日目あたりから

味覚と嗅覚が全くなくなった、というのを

前に書きました。

それから早20日

やっと病院に行くことができたのだ。

 

お盆はじめあたりまで無味無臭が続いてて。

でも焦げ臭いようなニオイが

鼻の周りだか、中だか知らんが

ずっとまとわりついていた。

その焦げ臭さがとれたころに少し変化が。

 

「最高レベルに酸っぱい三ツ矢サイダー」の

酸味がわかるように。

酸っぱさの味覚が少し戻ったみたい。

あと料理したオカズの塩味。

とりあえず料理はしてたんですが、

わかる味が塩味のみ。

焼き物、炒め物も塩味はわかる。

きゅうりの浅漬けを作ってみたら塩味のみわかる。

そう、すべて塩気しかわからん。

彼様に「味はどう?」と聞いたら、普通においしいと。

私はただ、しょっぱいだけのオカズを食べてましたわ。

まあ無味無臭よりマシだと思って

栄養とるために食べる作業をしてたってやつ。

 

そろそろ病院へ、と思い

うち、埼玉なんで県のコロナ後遺症の耳鼻咽喉科を探してさ。

けっこう家から近い病院があったので調べたら

お盆休みだって…。。。。。

で、一週間ぐらいずっと待ってました。

こんにゃろー!しかたない。

 

その間、少しずつではありますが

味覚や嗅覚が戻り始め。

でもハッキリとは戻ってなくって。

嗅覚は歯磨き粉のニオイが前は0だったのに対し、

5ぐらいわかるようになった。

あとはクサいシリーズ。

猫の💩したてのニオイなんかも。

 

コーヒーなんかの苦味も

前は苦味じゃなくって、違う味に変換されてたのに

(たとえが出てこないんだけど変わった味覚)

砂糖と牛乳をこれでもか!とたっぷり入れてみたら

なんとなく薄味のカフェオレがわかった。

 

病院のお盆休みも開け、急いで予約して来院。

コロナ後遺症専門の病院とは言え、

処方されたのが結局点鼻薬だけだったんですけど。

 

でもね、医師が言うの。

症状が出始めてから日にち経ってしまってるから

ちょっと月日はかかるけど

1か月あればほぼ完ぺきに治るからっ!!と。

「これはね、訓練するんだよ。訓練。」

 

さて訓練とは?

毎日1日2回、キムチとチョコを食べなさい。(別々だよ)

口に入れたら飲み込まず、含ませとく。

じゅわ~と口中に浸みこませる。

これを続けなさい。

あと嗅覚。

酢やタバスコをこれまた、1日2回10回ぐらいクンクン嗅ぎなさい。

香水を持ってたらそれでもいい。

そのうち咳き込んだり、むせたりするから。

そしたら治ってきてる証拠。

 

何度も何度も自信たっぷりに言ってました。

100%確実に治るからっ!って。

療養中にすぐにこの訓練をしてたら

味覚嗅覚障害もすぐに治ってたらしいのよ。

 

言うとおりに早速その日の夜はピザに

タバスコをこれでもかっ!ってなぐらいかけまくって

クンクンニオイ嗅いで食べました。

全然むせることなく平気でしたわ。辛くないし。

 

断言してたので続けて見たいと思います。

甘味が一番わかりにくいらしいので

甘味がわかった時点で完治ですかね。

 

サブウェイ123 激突

サブウェイ123 激突 (字幕版)

 

 

監督 トニー・スコット

キャスト

デンゼル・ワシントン…ウォルター・ガーバー

ジョン・トラボルタ…ライダー

ジョン・タトゥーロ…カモネッティ

 

 

あらすじ

ニューヨークの地下鉄「123号」をハイジャックしたライダー一味。

乗客を人質にとり、1時間で1000万ドルを要求。

運航指令室で無線を受けたガーバーのことを

ライダーが気に入り、交渉係として会話する。

原作は「サブウェイ・パニック」で、

74年にウォルター・マッソーが主役で映画化された。

これは3回目の映画化。

 

 

単にキャストが好きなんで観ました。

が、これ前に見てたわ。

「帰りに牛乳買ってきてー!」と奥さんとの電話が印象的で

こんなことがあったのに

マジ牛乳買って帰るんだ…とラストを強く記憶してた(笑)

 

そんなラストより、最初の地下鉄の駅→トラボルタの風貌で

「あ、前に見たわ」とすぐに気がついた。

でもなかなか会話劇がぶっ飛んでて、

ポンポンサクサクと巧い誘導会話をするデンゼル。

一介の地下鉄の職員が、こんなに話うまいわけないだろ!

とツッコミ入れたくなるのを我慢しながら面白く拝見。

 

ライダーもあんな風袋してるのにウォール街勤めだった?

勝手な偏見ですが、地下鉄をジャックするなんて

それなりに賢くないといけない犯人だってのに

やすやすと誘導会話でアイルランド人のお姉ちゃんと…

っていう個人がばれるようなこと喋るのはただのアホ。

 

アホがもう一人いました。

乗客の男子がチャットしてた恋人。

チャット中で画面そのまんま、というグッドな小道具です。

緊迫してるっちゅうのに「愛してるって言って」って、アホ。

 

私個人としては冒頭の地下鉄のホームから始まり、

乗客、人質たちの一瞬の顔など

画面が切り替わる速さや手振れっぽいとこなど

カメラワークが優秀で興味惹かれるわーと感じましたが

これがダメな人もいたようです。

ホント、一見パッとアップで映る顔の人もいるんですが、

それだけ、っていう。なんも進展しないで終わるし。

 

デンゼルとトラボルタ、あくまでも2人が主役なんで

この2人が妙に浮き上がっててもいたし方ありません。

他は目をつぶりましょう。

が、最後のトラボルタと向き合っての対峙が無理くりなんで

そこだけは俄然ドン引きします。

地下鉄の一介の職員が、いくら銃を手にしていても

犯人を追いかけることはないでしょう。

 

こんな大事件、大惨事になっても

その日の夕方、一人いそいそと牛乳袋を抱えて帰路につくデンゼル。

普通に地下鉄に乗り、周囲にマスコミもいない。

こんなおもろい映画、また見るかもしれません。

 

 

 

 

サブウェイ123 激突 (字幕版)

ヴェノム:ゼア・ビー・カーネイジ

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ (字幕版)

 

 

監督 アンディ・サーキス

キャスト

トム・ハーディ…エディ・ブロック/ヴェノム

ミシェル・ウィリアムズ…アン

ウディ・ハレルソンクレタス・キャサディ/カーネイジ

 

 

これは前作を見てないとわからないのかな。

私は前作が好きで、というか、

ヴェノムのビジュアルが好きで、ストーリーもわかりやすかったので

いいぞこれは!と好感触でした。

エディの体の中に入って共生し、

その後というのがこの続編ってやつです。

 

やはり見やすくって、所々にコメディとして笑い要素も多々あり、

残虐すぎないので「2」としては満足いきます。

たぶんですが、お子様にもスパイダーマンを見るような感覚で

楽しめます。

 

あ、エンドロール途中の「スパイダーマン」とつながる…?も

出てきましたが、

私はマニアでないので、最初なぜ出てくる?と理解できず、

彼様に聞いてしまいました。

そのうち、ヴェノムとスパイダーマンは共闘して、

で、また違う悪を倒すのかもしれないけど、

マーベルという会社はどんどん風呂敷を広げさすので

どこまで長くファンがついていくかだね。

 

女優陣も今作ではナオミハリスが出てきたし、

ミシェルウィリアムズは元々好きで

&ヒーローのロマンス相手にしては美人さんなので

気に入ってたのですが、

話の流れ的にミシェルは次には出なさそうな予感がする…。

 

カーネイジとの対決では

なぜヴェノムはカーネイジがこえーし、つえーのか

わからなかったです。

黒より赤のほうが強いわけ?

最初っからカーネイジに対してしり込みしていたし、

途中で気持ちが萎えちゃって力尽きるような言葉発していたし。

でも、見ている限りカーネイジはそこまで強くなさそうな…

どっちかといったら、力技よりちょい頭脳を使えば

簡単に勝利できそうな感じだったので

対決はあまり見ごたえがなかったと思います。

圧倒的にカーネイジが最強に強いと思ってたので

かなり肩透かし食らいました。

 

エディに朝ご飯を作ってあげるヴェノム。

部屋の中を破壊して感情爆発し、去るヴェノム。

エディと別れても、いつもエディのことを思っているヴェノム。

まさにヴェノムは女性脳で、エディ大好き♡というのが

見て取れます。

仲良く共生してください。

 

 

 

 

 

 

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ (字幕版)