監督 レニー・エイブラハムソン
キャスト
ドーナル・グリーソン…ファラデー医師
ルース・ウィルソン…キャロライン
シャーロット・ランプリング…エアーズ夫人
最近このど~なる君が好きなんだ。
そのどーなるくんが主人公。
リトルストレンジャー=小さなよそ者って意味でしょ。
ラストを見れば一目瞭然だね。
いや、言葉尻をとらえたらすぐわかっちゃうのかな。
それでも最後まで気づかなかった私は
ラストで暗転した瞬間、「んぁ?」と言い放ってしまった。
わけわからん。
なんでこんな終わり方なんだ?と。
気づいてから、ああそういうことか。
そしたら
今までの会話とか思い返して納得できた。
純粋に見ちゃいけなかったんだ。
ズバリ!
これは死んだスーザンの悪さではなく
生霊の仕業なんでしょうかね。
といっても、大人のあの人の生霊ではなく
小さいころから館に魅了された
小さいあの子がずっとずっと執着してきた思い。
その思いが成長したあの人から離れて
次々と襲っていくという。
だって、どうあがいても格差があるし。
結婚でもしなきゃ、領主館が手に入らないし。
「自分のモノ」にしたいし。
本人も知ってか知らずか。
立場として科学的と超自然的と揺らいでいるし。
でも映画なだけにいいヒントがあったように思えました。
何かしら不都合というのか、ストレスというのか
きっかけがあると悪いことが起こっちゃうんだわ。
何十年前にスーザンが死んだ時もそれだったし。
どーなるくん出演も含めて
なかなか良いゴシックホラーでした。