スポットライト 世紀のスクープ

 

 

監督 トーマス・マッカーシー

キャスト

マーク・ラファロ…マイク

マイケル・キートン…ロビー

レイチェル・マクアダムス…サーシャ

 

 

実話。

数十人、ともすると100人弱に近い神父が

過去、児童に性的虐待をし、組織で隠ぺいしたのを

暴こうと記事にした記者たちの話だ。

 

ストーリーは淡々としている。

ホントに実話なんで

決して映画のようなドラマチックな展開はない。

 

てっきり、これを見る前は

実話の映画とは知らずに

ドキュメンタリー映画なのかと思って見始めた。

それが違って多少ガックリきたものの

好きなマークラファロが出演してたから見る気になった。

 

事態としては異常すぎる。

あってはならない行動だ。

 

なのに、私の中では

正直ピンとこなかった。

なんでだろ?

加害者が神父ということだからかな。

 

立場を変えて考えてみると…

ついこないだ、ベビーシッターが事件起こしたわな。

依頼者の娘に…っていう。

ああいう輩が実は100人近くいました、

っていう例えにすると…こういうことか?

いや、神父という崇高な職業の人たちが

組織ぐるみでそういうことしてたっていうほうが

ダメージ大きいわ、やっぱり。

 

ああ、きっと吹き替えで見ちゃったから

フィクションっぽく見えちゃったのかな。

 

それとも、私が他人事のようにとらえてしまった

冷たい性格の持ち主だから

緊張感が足りなく感じたのか。

自分に残念を送ろう。

 

マークラファロの行動だけ、じっと見てた私。

いやぁいい男。

色目だけでこの映画を見てしまってゴメンナサイ。

 

 

 

スポットライト 世紀のスクープ (吹替版)