監督 スサンネ・ピア
キャスト
サンドラ・ブロック…マロリー
トレヴァンテ・ローズ…トム
ジョン・マルコヴィッチ…ダグラス
ハラハラすぎっ！
これは最初っから衝撃だった。
たいした内容じゃないだろうと高をくくって見てみたら
予想よりはるかに怖さが際立った。
「クワイエット・プレイス」は音を出しちゃだめだけど
こっちは目隠ししないと自殺病にされてしまう。
生き残りサバイバルホラーって感じです。
助かるためにマロリー＋子供たち2名の川下りの現在と
なんでこうなったかの5年前の回想シーンのクロス。
マルコヴィッチが変わらずいい嫌な役を演じてる。
飽きるとこがなく、グイグイきたわ。
見終わった後はいろいろ疑問が湧いてくる。
「見えない何か」を見てしまうと自殺病になるので、
てっとり早いのは目をつぶしてしまえばいいんだろう。
だけど、まあそんな簡単にはいかないよね。
おかしな奴らはなぜか目隠ししないでも大丈夫らしい。
なんでなのかそれは解明してくれない。
そのおかしな奴らは普通に車乗り回してるし、
会話というコミュニケーションができてるから
全くのラリパッパではなさそうなんだ。
異常事態になってから5年も経過してるんだから
普通の人も十分に精神状態はおかしくなってるはずなのにな。
ゾンビは出てこないウォーキングデッドの人間模様みたいなのと
シャマランのハプニングを足して二で割ったような。
行きつく先は予想してた通りの場所だったし。
でもこれから先、どーすんの？の終わり方。
決してめでたしめでたしではないような気もする。
ふと気が付いて…
サンドラブロックは確か私より年上だったはず。
まだお母さんの役ができることに驚き。
違和感そこまでなかったしな。
コロナ禍に見るこういうパンデミックもの。
もちろん多少なりとも頭によぎりましたよ。
5年後、この世の中がどうなっているのだろうかと。
映画と同じように
生きてる人がごくわずかになってたら…
いつになったらコロナウイルスはおさまってくれるのか。
こわい、こわい。
