クリニカル

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監督 アリステア・ルグラン

キャスト

ヴィネッサ・ショウ…ジェーン・マシス

ケヴィン・ラーム…アレックス

インディア・アイズリー…ノラ

 

 

あらすじ

主人公の精神科医ジェーンは、自分の患者だった少女ノラが

自殺しようとする様子を目撃してしまった。

そのせいで自身がPTSDになり、他の精神科医に通院もしている。

あの日から2年が経ち、ようやく落ち着きを取り戻せたため

個人で開業を始めた。

軽い患者のみで。PTSDの患者等は受け付けずに。

そこへある男から電話がかかってきた。

名はアレックス。PTSDなんだが、ぜひ治療をしてほしいと。

戸惑ったジェーンが断るも、アレックスも引き下がらない。

そこで仕方なく受け入れることにするが、

そこからおかしなことが起こり始める…。

 

 

まずね、陰鬱。

わかるよ、頭では。

精神科医の人は大変な職業だなーって。

実際、医者じゃないから深くは理解はできないけど

相手は病気を持ってる人だから話す内容もハードでしょ。

自分が気をしっかり持って聞いてないと

自分の精神までがダメージくらう職業だってことはわかる。

 

でもこの人、精神科医に向いてないんじゃないの?

患者を目の前にして、ノートに落書きなんてしてる。

そりゃあダラダラと話し込まれて、聞いてる「ふり」を

するときもあるのかもしれない。

が、この人は患者の気持ちに寄り添って、という真剣味が見えてこない。

こんな医者は開業しちゃいけない。

私が患者なら、こういう医者に診てもらいたくない。

 

ノラ役をやっていた子、インディアアイズリーですが

リビア・ハッセ―の娘さんだそうです。

知ってる?オリビア・ハッセ―。

元旦那は布施明です。3番目のダンナとのお子さんだそうです。

目が大きくてかわいいね。

 

彼様と一緒にこの作品を選んで見てたんですが、

「選ぶの失敗しちゃったねー」と呟きましたわ。

なかなかメリハリがなく、静かに話が流れていくもので

ずっと我慢して最後まで見てました。プチ地獄。

 

途中で、話の展開も読めてしまってたんで

アレックスが告白してきた時にゃ、やっと話の筋をつなげてくれたよ!

とホッとしました。

ここから、終盤に向けて畳みこんで終わりよねという思い。

 

そのあとにまだ話は続き、二転三転はしますが

アレックスの行動は不可解でめちゃ周りの人殺しすぎでしょ。

顔皮メリメリ剥がれるところは、ありえません。

そんな簡単に剥がれる皮膚移植なんて、たまったもんじゃないわ!

暗い内容でした。