クレイマー、クレイマー

クレイマー、クレイマー

 

 

監督 ロバート・ベントン

キャスト

ダスティン・ホフマン…テッド

ジャスティン・ヘンリー…ビリー

メリル・ストリープジョアンナ

 

 

3月は昔の名作を見返してみよう月間。

 

 

明日の朝食はフレンチトーストにしよう!

上手に作れるようになった

フレンチトーストのシーンを見てにやけが止まらん!

 

記憶の中では1回観たような…うん、覚えてる。

でも感動には至ってないような気もした。

これはね、見る側の年齢や状況によって

ものすごく感想が毎回違うような話だね。

 

いい年齢になってしまった私は

視点を変えると3人の気持ちが各々わかる

…ような人になりました。

表面だけでとらえると母親のわがままで勝手な言い分、

と思われがち。

きっと私がまだ若かったらこの母親を批判してたかもしれない。

 

母親が思い切って家を出て別れるとこから始まるので

父親よりの目線からスタート。

どうしてもひいき目で見ちゃうところがニクイよね。

こうなるまでの母親の葛藤が描かれてないんだもの。

 

ってか、今頃になって原題初めて知ったわ。

vsがついてたのね。

それに英語力のなさが災いして、kramerさんと掛けて

cry(泣く)がごっちゃになり、

クレイマーさんがいっぱい泣く話に脳内変換してた。

バカだー。

 

気に障った所がひとつ。

法廷で母親側の弁護士の話し方が。

共通の友人が証人として坐った時のシーンで

話してる最中にたたみかけるような上から被せる発言に

私イライラ止まらず。

一言チクリと言いたくなるほどのせっかちさ。

有能かもしれませんが、ああいう人嫌いじゃ。

 

たった今の気分で言うと、

ビリーが不安げに

パパもいなくならないよね?

ボクのせいでママは出て行っちゃったのか?

と、自分は必要とされていない、いらない子のように

言うセリフがグサグサきました。

大人の都合で、子供をそんなに不安にさせるなよ。

 

 

 

クレイマー、クレイマー