コーダ あいのうた

コーダ あいのうた(字幕版)

 

 

監督 シアン・へだー

キャスト

エミリア・ジョーンズ…ルビー

トロイ・コッツァー…ルビーの父

マーリー・マトリン…ルビーの母

 

 

半月ばかり邦画祭りだったので

そろそろランダムに戻します。

 

音楽ものの映画が好きだ!

なので、コレを見てみました。

 

「コーダ」という意味を知らないでいた。

単純に人の名前か地名だと思っていた。

なんでも聴覚障害の両親を持つ子供だそうな。

コーダ。

響きがよいもので勝手に一人解釈してしまってごめんなさい。

 

両親、兄は耳が聞こえない。

主人公のルビーだけ聞こえる。

彼女は歌が大好きで、それでいて家族思い。

 

ルビー役の人は歌手ではないが、その歌声は

とても聴いていて心地よくって

ずっと耳を澄まして聴いていたい声色を持ってる。

完ぺきではないようにも聞こえがちな歌声。

歌手じゃないしね。

でも上手い下手じゃなくて、耳ざわりがいい声質。

顔も可愛いし、髪型もかわいい。

主観ですが、好みの子がルビー役に抜擢されて嬉しい。

 

家族役は全員聴覚障碍者の俳優さん。

当然、この家庭の中では手話で会話。

社会生活を送るうえで、

ルビーが通訳となり役割がかなり重要としてる。

ルビーは家族が大好きで、手伝いも進んでやっている。

 

お年頃になって自身の進学問題と

家族の手助けをどうするか悩むルビー。

そうだよねー、悩むよねー。

恋もすれば、好きな道にも進みたい。

けど家族の力にもなってあげたい板挟み。

優しい子なだけに、映画の中では描かれないけど

けっこう犠牲を払ったんじゃないかなあと勝手に妄想。

 

字幕の力もあると思うんですが

手話で感情の高ぶりや気持ちをぶつけあってるシーンは

真剣に見てしまいました。

それと、やっぱりお父さんの娘を思うストレートな感情。

 

音大の試験会場で手話を交えて歌ってるルビーに

プルっときちゃいました。

表現力がたまらんかった。

 

兄ちゃんも合唱サークルのV先生も

味がありすぎるくらい個性強くて

ニコニコしながら観ちゃえる映画でした。

気持ち良かったです。

 

 

 

 

 

コーダ あいのうた(字幕版)