スリーパーズ

スリーパーズ(字幕版)

 

 

監督 バリー・レヴィンソン

キャスト

ジェイソン・パトリック…シェイクス

ブラッド・ピット…マイケル

ロバート・デ・ニーロ…ボビー神父

 

 

数年ごとに見てる私の好きな映画作品のひとつ。

ダークなスタンドバイミー版であり、

ショッキングな内容の話であり、

実話かそうでないか話題になったこともあり、

人には気持ちよくお勧めできない映画である。

 

が、なんと言われようと好きなのよ。

実話とか違うとかどーでもよく、

見ている間ずっと自分の血の流れるスピードが速く感じて。

高揚感とかでなく、落ち着かない感。

言葉で説明ができない!

 

大人になった彼等。

出演者みんなが抑えた感情をしっかり出さない演技に徹してる。

最終的には司法やギャングを入れての復讐劇に変わってるが、

あくまでも友情をメインに描いている。

法律や道徳に縛られずに見たらその意図はわかると思う。

 

数々の悪役を演じてるケヴィンベーコン。

悪役が悪役としてでなく、本当に悪人と思えるほどの演技をする

実力俳優ベーコン。

この嫌ーな気持ちにさせてくれる役をここでも発揮してくれた。

彼が役として退場するまで(射殺されるまで)

微塵も同情すらできない役だった。

うまい、うますぎるよベーコン。

ベーコンが演じた看守はまさに因果応報。

結果が遅すぎたくらいだ。

 

出演者だけで見れば豪華。

なのに皆が地味。

抜きんでて目立ってる人がいない。

それもいい。

ただホフマンさんはあの役として必要だったのか?

監督とつながりがあるのでしかたない。

 

また数年後に見ることになるでしょう。

そしてまた気持ちが揺さぶれるでしょう。

それぐらいヒットした心に残る映画です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スリーパーズ(字幕版)