監督 ウィリアム・ブレント・ベル
キャスト
イザベル・ファーマン…エスター/リーナ
ジュリア・スタイルズ…エスターの母
ロッシフ・サザーランド…エスターの父
だいぶ話題になったね、この作品。
そりゃあね。
前作では子役がオトナを演じたのに対し
今作では大人が子供を演じなきゃならない。
同一な女優が10年以上経過しても
同じ子供の役をやるなぞ、見どころ満載じゃあないか。
カメラでどうにか遠近法の「近」で本人を映しても
エスター全体像や後ろ向きでは子役を使ってるのが
バレバレでね。
それはまあ仕方ないですか。
CGバリバリものより頑張ったよね、と励ましたくなります。
子供って丸いじゃないですか。
後ろ姿のエスターは丸いんですよ。（子役使用）
が、成長して大人になったイザベルのエスターは
骨格がすでに大人になってるので丸くはない。
顎などむしろ立派に張っている。
カメラの向きによってはやつれた感にも見える。
いしだあゆみのようなアンニュイな雰囲気にも見える。
まさにコドモオバサンな容姿なので
「この娘、やっぱり変だ」という
キャッチコピーがピッタリはまる。
このサイコパスな女が
どうしてこんなねじ曲がった歪んだ性格に形成されたのか
と、そんな話かと思いましたが
どっこい違くて、
前作の謎（家が焼かれてる理由）を解いた話でした。
なぜサイコパスに…というのは見事スルーでしたね。
話題性で集客はできたでしょうが
衝撃度は全然前作の方が強いです。
見てる自分たち側もすでにエスターの正体を知ってるので
途中からは
オルブライト家の母と兄vsエスターのバトルにするしか
ないっすよね。
それも前作で家焼けて家族亡くなり～を知ってるので
わかっちゃいるんですけどね。
結果としてはアレですが
頑張って「変」を演じたイザベルに功労一票。
あ、キチな母にも一票。
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