監督 ロブ・ライナー
キャスト
モーガン・フリーマン…モンテ
ヴァージニア・マドセン…シャーロット
エマ・ファーマン…フィー
ロブライナー監督の「最高の人生」シリーズ。
主役はモーガンフリーマンでした。
このシリーズ、主役は全員渋味ある俳優さんばっか。
映画らしい映画でした。
クセもないし、みーんないい人たちだし
子役の女の子たちがそれぞれキュートだし。
シャーロット母を筆頭に子役を含めての女性陣の
カワイさ美形さは目の保養になりました。
犬も犬らしいし。
そのクセがない分、いい話ではあるんだけど
あまりにも個性が弱い。
もっと頑固爺さんでアク強いモンテが
隣人と接していくうちに心がほだされていく
…のかと思ってましたが
たいしてたいして上手く人とも交流するし、
シャーロットと接吻までして「ほわ~」と
いう気持ちまで抱かせちゃったりする役。
映画になにか刺激を!と期待していた自分が
しょーもない奴に思えてくる。
ピアノを弾いてるシャーロットを見つめるモンテ。
モーガン独特のあの目つきで、あの含んだ笑みを浮かべたときには
「これは何かあるぞ」と匂わせといて何もなかった。
シャーロットは派手目な顔のお母さんで
もっとくだけた性格の母かと思いきや
想像を裏切り、賢い女性。
こんなお母さんに私、なりたかったわ。
ただ女優さんの顔がアップになるたびに
なぜか歯が気になって笑
なんでだろ。
小説家のモンテという設定だけあって
言葉のセンスがとてもよく感じました。
ミゲルの名言をセリフに引用するなんて憎いぜ。
「ひとつのドアが閉まった時に、また別のドアが開くよ」
なんてね。