監督 キム・ヨンワン
キャスト
マ・ドンソク…マーク
クォン・ユル…ジンギ
ハン・イェリ…スジン
たぶんヤクザものじゃないだろうと読んで
見たこの映画。
大当たりでした!
少なくとも私は堪能できた。
笑えて泣けそうな人情もの。
マ・ドンソクだから成り立ったのかもしれんね。
アームレスリング。
派手な動きがないため、スポーツ映画としてはどうなんだろうと
思いきや、人間ドラマの絡め方がうまい。
もちろん先が読めるし、終わりも読める王道もの。
それでも満たされた気分になるのだからこれでいいのだ。
マークというキャラクターを演じたドンソク。
英語で会話してるのも新鮮。
納豆鍋?や尾頭付きの刺身も食わず嫌いで可愛い。
眼光鋭い時もあれば
子供たちに料理作ったりとお茶目なマブリー。
それでいて
あの大根より冬瓜より太そうな上腕。
パラピリポの意味は私もわかんなかったけど。
いろんな表情を魅せてくれて
マ・ドンソクファンにはたまらない映画だったかも。
っていうか、そんな私も安定の安心感を抱いてしまった。
起承転結の起の部分で
なんでジンギと共に兄弟のように行動してるのか、とか
マークの養子に出されてから
アームレスリングの道に行くまで(その後除名)を
もうちょっと丁寧に描いてくれたら
より良かったと思います。
マークとジンギ、この2人の関係性は??って最初思ったので。
コワモテ人情系の役はホント似合う人です。