SHE SAID シー・セッド その名を暴け

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け [DVD]

 

 

監督 マリア・シュラーダー

キャスト

キャリー・マリガン…ミーガン

ゾーイ・カザン…ジョディ

パトリシア・クラークソンレベッカ

 

 

アメリカって国はすごいね。

こういう実録物をホントに映画化しちゃうんだね。

 

けれど、それだけ性暴力には厳しく罰せる国なんだなと

認識させられました。

加害者のハ―ヴェイも仮名でなく実名で

被害者女優もまさかの本人が登場してたりと

驚きが大きかった。

 

何故か知らぬが見ながら泣いてました私。

 

本来こうであるべき記者の行動と

勇気ある告白をした被害者彼女たち。

私なんかが思ってる数十倍、勇気いっただろうに。

アシュレイの覚悟の決意にに震えちゃった。

 

もちろんというか

今日本でも同じように問われてる事態が起きてます。

加害者野郎は死んじまいましたが。

映画見ながら、ちょいちょいよぎりました。

それを知りながら何十年も有耶無耶にしてきた

マスコミ陣営のふがいなさも頭に浮かびながら見ました。

 

「スポットライト世紀のスクープ」を見ても

同じ思いで見てました。

金と権力で事実をもみ消すことも出来る人物。

口を堅く閉ざす周りの人。

その世界で崇高されてる奴なので被害者は一応に信じてもらえない。

 

あってはならないことがまかり通る。

どんな大物だろうと加害者は加害者なのに。

 

当時のMeToo運動は知ってはいたけど

まさか日本のエンタメ業界もここまで今、

揺れるとは想像しなかったかもしれないね。

それにこの映画のように

新聞記者じゃなくって

被害者本人が海外経由で暴露しないと

事の重大さが広まらなかったっていうのは

映画以上に罪深いことしてるよね。日本。

 

マリガンもゼルダ役で出てたサマンサモートン

可愛いだけじゃなく、よいトシのとり方をしてきたなって思います。

 

包み隠さず映画にした記者たちの奮闘を讃えたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シー・セッド その名を暴け