監督 パク・フンジョン
キャスト
イ・ジョンジェ…ジャソン
ファン・ジョンミン…チョン・チョン
パク・ソンウン…ジュング
冒頭怖かった～！
いっとう最初のカットからビクッてなったわ。
コンクリートに詰めて海に抛るっていうのは
こういうことなのか！
おそろしいわっ！！ドキドキしちゃった。
コンクリを飲ますなっ！
ヤクザ界だろう、ゴールドムーンっていう組織の会長が死に
次の後継者争いが勃発。
チョンチョンの兄弟分の若頭みたいなジャソンが主人公。
だが彼は長年にわたる警察の潜入捜査官なのだという設定。
韓国俳優さん、顔は知ってても名前がよくわからずで。
あ、「イカゲーム」の人ね主人公。
チョンチョンは「ナルコの神」の悪徳神父の人ね。
と、こういう覚え方しか出来なくてスマン。
ホントに最近までファンジョンミンを知らないでいたわ。
それでも演技は抜群です。
「インファナル・アフェア」を皆さん、
結構引き合いに出してます。
でアメリカで？リメイクも予定らしいんですが。
もうちょっと身近で考えてみると
白石和彌監督がコレ系のバイオレンス得意なんで
うまくリメイクすれば化けるんでないかと思ったし。
韓国って容赦しない撮り方するんで
白石監督なら生ぬるくない画が撮れそう。
血なまぐささとか、暴力的とか、なんとか争いとか
そういうのもヤクザの世界やバイオレンスって大事ですが
そこだけを捉えてるわけじゃなく
この映画では人の内面、心情もしっかり備わってました。
ズルい面、葛藤、ラストのラストで明かされた愛情など
うぉっ？という、ほじくって出てきた欠片のような部分が
見れたような気がするわ。
タイトルの意味も最後を見て納得。
こういう世界で生きてる人たちなんで
平和にのんびりに生きられないのが悲しいね。
死に方がみんな悲しい。
ってぐらい凄味がありました。
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