オットーという男

オットーという男

 

 

監督 マーク・フォースター

キャスト

トム・ハンクス…オットー

マリアナ・トレビーニョ…マリソル

レイチェル・ケラー…ソーニャ

 

 

トムハンクスの映画にはハズレはないよなあ、

とハンクスびいきで見てみました。

見進めていくと、ストーリーを知ってるような。

どおりで!

「幸せなひとりぼっち」のリメイクなんですね。

 

イイ人役が定着しているハンクスも

この役は最初は偏屈爺さん。

眉間にしわ寄せて、ムッとした表情をしてますが

元が偏屈すぎない顔なんで、頑固ジジイに見えない。

けれど演技力があるので合ってないとは言わないよ。

 

若かりし頃のオットー役。

ハンクスの実の息子さんが演じてらっしゃる。

親子でオットーを演じるのか。

息子さんは少々ふくよかですが、お顔嫌いじゃない。

どちらかというとタイプです。

役者として伸びるかどうか…これからですね。

 

にしても、「幸せな~」でも言えることですが

年齢からいってまだ若いのに(60代の設定)

かなり老け込んだ容姿にしてませんか?

日本だけじゃなく、イマドキの60代ってまだかなり元気よ。

 

そのイマドキに合ってるのかわかりませんが

このご近所付き合いは最高です。

マリソルが素晴らしすぎる!

彼女が現れなかったら、オットーの心はほぐれなかったかも。

もちろんマリソル以外にも

他のご近所さんたちは良い人ばかりで

お互いを気にかけて、声かけあって毎日を過ごしてる。

イマドキ、こういう付き合いが出来る近所って

少ないと思ってるので

見ているだけでも和みました。

決してマリソルのような世話好きにはなれないので。

 

ネコちゃん、最強のアニマル役者でした。

足にまとわりついて引っ張っても離れないシーン。

もちろんCGかもしれないんですがだいぶ笑えた。

 

オットーは町内一の嫌われ者で~

とかっていうフレーズが書かれてはいるけど

決して嫌われ者ではないよ。

困っている人がいれば助けてあげるしさ。

 

嫌われない程度に人のために世話を焼くこと。

これから年寄りがもっと増えるんで(私もだ)

周り近所気に留めながら暮らしていかないとね。

 

 

 

オットーという男