カモン カモン

カモン カモン(字幕版)

 

 

監督 マイク・ミルズ

キャスト

ホアキン・フェニックス…ジョニー

ウディ・ノーマン…ジェシー

ギャビー・ホフマン…ヴィヴ

 

 

全編モノクロ映画なんだよねー。

ジョニーはジャーナリストで

アメリカの各都市に住む子供たちの

未来や本音を聞くという仕事してる。

 

いろんな少年少女が自分の言葉で語ってるんだけど

これはセリフなのか、アドリブなのか。

 

大人が思ってる以上に

子供って大人びた考えというのか

クールに時代を見据えてるというのか。

とてもしっかりした発言が多い。

私の子供時代はこんなに語れなかったよ

というほどの語彙力。

 

大人はそれに気付いているか?

気がつかないふりをして接していないか。

というのがキーポイントかもしれんわ。

 

ジョニーと甥っ子のジェシー

数日生活を共にするわけだが

ごめんちゃい。

なんかそこまで響かなかったかな。

 

好奇心旺盛で感受性がかなり強そうな9歳のジェシー

自分が9歳の時ってどんな感じだったっけ?

それなりに意見は言うけど

大人が悩んで困るような発言をしたら

スルーされたか、頭ごなしに怒られてたような…。

環境にもよるでしょうが

ほぼ記憶がないや私。

きちんと向き合ってくれた大人はいなかったかも。

 

なので、そこで形成されてしまったのか

あまり自分の感情をさらけ出すような子供ではなかったな。

人の顔色見てっていうのはなかったが

自分なりに都合よく消化するタイプだったかも。

 

映画の中でジェシー

突然にバスに乗ってみたり

タクシーで空港に向かう途中、お腹痛いっていう嘘をつく

シーンがある。

ジョニーはそんなジェシーの気持ちを理解したが

こんな行動をしたら9歳の私なら大目玉くらいそうだ。

現にちょっと見てて腹立ったくらいだ。

 

人が苦手で

心のパーソナルスペースもでかすぎる私には

この映画がガツンと響きませんでした。

内省するよ。

 

 

 

 

 

 

 

カモン カモン(字幕版)