アミューズメント・パーク

アミューズメント・パーク(字幕版)

 

 

監督 ジョージ・A・ロメロ

キャスト

リンカーン・マーゼル

 

 

あらすじが

「遊園地で老人が罵られ、大変な目に遭う」

これだけだよ!

 

何が起こったんだ?と興味が募るし

しかも監督がゾンビの監督のロメロだよ。

面白くないわけがない!

と少々興奮気味で見始めました。

時間も短いしね。

一時間もない映画なんだ。

 

で、見た結果。

なんだか不快でした。

不快というのかな。

伸びてた背筋がどんどん丸くなっていくような感覚で。

強風の北風にさらされて身の縮むような気持になってきた。

 

この映画の言いたいことは

行動力が盛んな若いうちは積極的に

動き回って楽しんでください

みたいなことなのかもしれない。

 

けっこうエッジが効いてて

年令や所得でダメ出しをくらい排除されたり

誰からもかまってもらえず独りポツンになったりと

一見、風刺的だけどかなりダイレクトに描かれてる。

 

ロメロがまだ30代の時に作った作品だし

自身もまだまだ老人になるには先の話だろうし

シニカルに描かれていて

万人受けするような映画じゃないよな、と思ったわ。

まあゾンビ映画も万人受けはしませんがね。

 

この意味不明なパッケージが好き。

もっとSFチックなものと思ってたけど

見始めてからロメロとわかった次第です。

 

 

 

アミューズメント・パーク(字幕版)