エイリアン

エイリアン (字幕版)

 

 

監督 リドリー・スコット

キャスト

シガニー・ウィーバーリプリー

トム・スケリット…ダラス船長

ヴェロニカ・カートライト…アッシュ

 

 

少し前に「コヴェナント」を見て

やっぱ基本に帰るよね

シガニ―のエイリアンが見たいわ、で鑑賞。

 

やっぱ、これが真髄でしょう。

といっても、シガニ―自体はラスト近くになるまで

大きな活躍はしませんが。

 

最初にケインにひっついたフェイスハガー。

もうこれだけで気持ち悪さが漂うんだよね。

なにこれ…ってな不気味さ。

 

それと最小限の効果音。

音楽なしの静けさ。

派手な音で大げさに怖がらせようとはせず

あの静寂こそが見ているこっちまで

神経がすり減っていきそうです。

余談ですが

ジョーズ」はあの音楽がないと

緊張感が高まりません。

 

それとアンドロイドのアッシュ。

一瞬忘れてたわ。

この映画にはこれがつきものだってこと。

白い汗だか血だか笑

70年代作です。

作り物のアッシュと人間が演じたアッシュは

はっきり区別付くほどチープに感じます。

が、これすら衝撃を覚えます。

 

グロテスクさ加減も愛おしくなるほど。

フェイスハガーはじめ、

幼体のミニフランクフルトエイリアン。

で、成長すると

口の中からまた口が出てくるごっつええ感じ

黒光りエイリアン。

 

そして最後に

自分が生き抜くことで精一杯な状況の中、

猫のジョーンズを助けに戻っていくリプリー

なんとも勇敢すぎて涙出そうになる。

つっまんないホラー映画だと

最初に動物が犠牲になるってのに。

最後までジョーンズ猫が生き残るなんて

誰が予想していたことでしょう。

 

何十年も前に見たっきりだったから

もうすっかり流れを忘れてました。

でも、これだけ年月が経とうとも

良い映画は良いまんま。

最高傑作です。

 

 

 

 

 

 

 

エイリアン (字幕版)